ザボディショップニッポン基金

ザボディショップニッポン基金は、あなたの社会・環境活動を応援します。

より良い社会、より良い地球にするために。
ザボディショップでは、創業者デイム・アニータ・ロディック(1942〜2007)の「収益は、常により良い目的のために使うこと」という理念のもと、これまでにも多くの社会問題の解決のために取り組んできました。
ザボディショップ ニッポン基金は、1995年に設立した日本国内で、社会や環境問題の改善をめざした実践的な活動をしている団体・個人の方を助成・応援するための基金です。
見過ごされがちな問題にスポットを当てて社会・環境問題の改善を目指すザボディショップの活動の一環として、地域社会に貢献する草の根的な活動を行う方々を支援しています。

ザボディショップ ニッポン基金 活動休止のお知らせ
誠に勝手ながらザボディショップ ニッポン基金の活動は、
2020年9月をもちまして休止とさせていただきます。
長年のご支援に厚く御礼申し上げます。

1997年より公募を開始し10年以上。2019年度も、「より良い社会、より良い地球にするために」をめざし、地域に根ざした活動に取り組む団体に助成が決定しました!

これまでの歩み

寄付金総額 55,704,315円 助成団体数 224団体(2019年度まで)
過去の助成先一覧はこちら»

【2019年度の助成先】

助成金額合計 950,000円 助成団体数 4団体

2019年度ザボディショップ ニッポン基金では、ザボディショップ関係者及び外部委員5名からなる運営委員会の厳正なる審査の結果、4団体に合計950,000円の助成を決定いたしました。 本年は24件のザボディショップ コミットメント Enrich our People、Enrich our Products、Enrich our Planet に沿った、生物多様性保全を目的とした環境・動物保護に関わる活動、女性や子ども、セクシャルマイノリティの人々の人権を守る活動、東日本大震災復興支援活動にご応募いただきました。運営委員による厳正な審査と議論をしたうえで、地域に根ざし、重要だけれども見過ごされがちな問題を解決するための草の根的な活動4つが選ばれました。

今年も助成4団体を、運営委員長(株式会社イオンフォレスト代表取締役社長)を中心に運営委員がそれぞれ訪問させていただき、活動の現場を拝見しながら助成活動内容について、また、今後のサポート内容についての詳細を話し合っています。いずれの団体も専門性に富み、地域に密着しながら情熱を持って活動されていて、具体的な目標に向かって頑張っていらっしゃいます!

本年度も、助成金寄贈に留まらず、活動期間中の広報サポートやザ・ボディショップ店舗及びスタッフによるボランティア参加等の人的サポートも積極的に行い、助成先団体の皆さまとより深く関わらせていただく予定です。

より地域に根ざした活動のための応援を続けてまいりますので、今後もぜひご注目ください!

※2020年度の助成活動の募集については、4月以降のご案内を予定しております。

テーマ 団体名・個人名 助成額(円) 助成活動内容
生物多様性保全・環境 一般社団法人モザンビークのいのちをつなぐ会
(福岡県)

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150,000 【活動タイトル】モザンビーク共和国ペンバ・実践ビーチ美化及びこども環境教育ワークショップ

モザンビーク人によるモザンビーク貧困層のQOL向上に努め、同じ世界に生きる人間の尊厳を守ることに貢献する。
観光地でもあるペンバの海洋沿岸の保護活動が行われていないことから、住民の美化意識向上、海洋生体の保全、社会活動家育成のための実践ビーチ美化活動を実施。
また、学校で実施されない「環境教育」についての知識をつけ、次世代の子どもたちにふるさとの海の価値や環境問題について指導し、保全・美化意識を育むための「こども環境教育ワークショップ」を実施。
震災 認定NPO法人OurPlanet-TV
(東京都)

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200,000 【活動タイトル】ビデオ及びVR制作を通した避難指示解除区域の子ども支援

非営利のインディペンデント・オルタナティブインターネットメディア。
「Standing Together, Creating the Future」をミッションステートメントに掲げ、声をあげられないような立場の人々にも寄り添い、ともに声をあげ、映像という表現を通じてより良い未来を構築することを目指し活動を行う。
原発事故後避難解除となった南相馬市小高区にて、地元地域に触れる機会のなかった中学生の子供たちを対象に、学校や地域の姿を記録し発信することを学ぶワークショップを開催。
映像を通した自己表現から、伝えることの面白さと喜びを実感できるようするとともに、自信回復につながるような機会を提供する。
人権 特定非営利活動法人
 i-care kids 京都
(京都府)

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300,000 【活動タイトル】医療的ケアを必要とする子どもたちの小規模保育園設立と家族のためのプラットホームをつくる事業

医療的ケアが必要な子供への保育の提供、および両親または家族がケアに明け暮れることなく仕事を続けることができ、孤立しない社会づくり。
また、関係機関と連携し、安心して暮らせる社会づくりを目指し活動。今回は、受け入れ先の少ない、0〜5歳児の要医療的ケア児を対象とした小規模保育園の開園に役立てる。
また、保育園開設により、母親が自分の仕事を辞めることなく、継続できるような社会づくりを目指し、医療的ケアを必要とする子どもたちをもつ家族のプラットホームになり機能することを目指す。
女性
エンパワメント
ハイヒール・フラミンゴ
(大阪府)

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300,000 【活動タイトル】義足女性の思い、出会い、情報をつなぐ場づくり

女性義足ユーザーのつながりの場を増やし、抱える生きづらさからの解放を目指し、QOL(クオリティオブライフ)およびエンパワメントの向上を目的とする。
女性義足ユーザーが自己肯定感をもって社会とつながり、豊かな人生の主人公となれるきっかけを生み出すような、「義足女性の思い、出会い、情報」をつなぐ場づくりをする。
日本で初めてとなる義足女性コミュニティとして、女性の象徴である「ハイヒール」と1本脚でも凛と立つ「フラミンゴ」をあわせた名前である「ハイヒール・フラミンゴ」を発足し、活動を実施。
計 950,000円