南米グアテマラは、1960年から続いた長い内戦の傷跡を各地に残し、国民の50%が貧困線(最低限の生活に必要とされる収入限度)以下の生活を送っています。特に、アロエベラの生産地であるグアスタトーヤ地域は、26年前の大地震以来復興がままならず、いまだ生活に必要なインフラが整っていない場所があります。しかし、アロエベラという作物を育てるのに最適な土地なのです。
原料となるアロエベラは、25の農家から供給されています。アロエの生産農家に公正な対価を支払うことで、農家が継続的な安定した収入を得て、生活水準を向上させることができるようになりました。
そして、収入が安定したことで 子どもたちが学校に行くことができるようになりました。さらにザ・ボデイショップは、コミュニティ・フェアトレードのほかに、社会保障費として地域開発援助をしています。
社会保障費の使途を考える団体「フレンズ・オブ・ザ・スクール」(※)は、学校への投資を優先することを決定しました。これにより、最大200校、2万人の子どもたちに、地図、図表などの教材を提供することができます。また、地域の約40%の子どもたちが、経済的な事情で卒業する前に小学校を辞めていくという状況のなか、この社会保障費は、子どもを学校に行かせることのできない家庭への支援にも使われています。
「最も大きな変化はアロエ栽培で多くの農民が安定した収入を得られること。そして、なによりうれしいのは、子どもたちを学校へ通わせられるようになったことです。子どもたちへの教育は、まさに投資のようなもの。未来の可能性をもたらすのです。」
アロエ生産者で、「フレンズ・オブ・ザ・スクール」(※)の実行委員:ルーベン・アントニオ・バルデス氏
※グアスタトーヤの農家、教会、自治体、教育省などからなるチーム
